佐川急便のセールスドライバー®は、一人一人お荷物の集荷や配達を行う地域が決まっています。いつも同じ地域、同じお店、同じお宅へ集配に伺っているとその地域の“異変”を肌で感じ取ることがあります。
いつもと違う“空気”を感じたとき
離島で高齢者の命をつないだセールスドライバー®
ある日、長崎県の離島を担当するドライバーがいつも配達に伺っている増田さん(仮称)のお宅へ伺った時のこと。増田さんは86歳で一人暮らし。いつもならインターホンを鳴らせば、元気に玄関先に出て来てくれるはずが、その日は、何の応答もありませんでした。
「あれ…?おかしいな…」不穏な空気を察知し、思い切って大きな声で呼びかけるとかすかに聞こえたのは「トイレで倒れて立てない…」という弱々しい声。
家に入ることを了承いただき、倒れていた増田さんをリビングに運び出し、すぐに救急車を手配。幸いにも命は助かり、数日後、離れて暮らすご家族から感謝の手紙が届きました。
ドライバーの直感と行動力が、ひとつの命を守った瞬間でした。
